AIって、結局なんですか?|シニアのための、いちばんやさしい説明

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テレビでも新聞でも、毎日のように「AI」という言葉を聞きます。でも「結局なにができるの?」「私に関係あるの?」と聞かれると、はっきり答えられる人は多くありません。
この記事では、むずかしい言葉を使わずに、AIの正体と付き合い方をお伝えします。読み終わるころには「ちょっと触ってみようか」と思えるはずです。
ひとことで言うと「ことばの予測が得意な助手」
いま話題になっているAI(「生成AI」と呼ばれます)は、ものすごい量の文章を読み込んで、「この質問の次には、どんな言葉が続くのが自然か」を予測するのが得意な道具です。
たとえば「北海道の冬に気をつけることを教えて」と話しかけると、これまで読んだ膨大な文章から「こういう質問には、こういう答えが続くことが多い」と組み立てて、人間が書いたような文章を返してきます。
人にたとえるなら、ものすごく博識で、文章がうまくて、24時間いつでも付き合ってくれる助手です。ただし、ひとつだけ癖があります。ときどき、うろ覚えのことを自信たっぷりに話すのです。この癖については、あとで詳しく説明します。
できること(最初に試すと「おお」となるもの)
- 文章を書いてもらう:孫へのお祝いの手紙、町内会の案内、お店へのお礼メール。「こういう内容で、丁寧すぎない調子で」と頼めば下書きが出てきます
- 長い文章を短くまとめてもらう:役所からの長い書類、ニュース記事、保険の説明書。「3行でまとめて」と頼めます
- わからない言葉を聞く:「インボイスってなに?」「サブスクって?」。何度聞いても嫌な顔をしません
- 相談相手になってもらう:「冷蔵庫に大根と豚肉と卵がある。今夜の献立は?」「膝が痛いとき、散歩は続けていい?」(健康のことは、あとで医師に確認するのが前提です)
- 翻訳:海外の孫とのやりとり、旅行先のメニュー
苦手なこと・気をつけること
ここが、このサイトでいちばん大事にしているところです。
- 事実をまちがえることがある。 しかも、まちがえるときも自信たっぷりに書きます。人の名前、日付、金額、法律や制度のことは、必ず別の方法でも確認してください
- 最新のことは知らないことがある。 AIが勉強した時点より後のニュースや制度変更は、答えられないか、古い情報で答えることがあります
- あなたの個人情報を入れないほうがいいものがある。 住所、口座番号、暗証番号、マイナンバーは入力しません。詳しくは「安全ルール5つ」で説明しています
- 「AIが言ったから正しい」ではない。 あくまで”たたき台”を作ってくれる助手です。最後に決めるのは自分です
「私には関係ない」と思っている方へ
AIは若い人のための道具、と思われがちですが、実は時間に余裕があり、文章を読み書きする機会が多い世代ほど、得をしやすい道具だと感じています。
- 役所や病院の書類が読みやすくなる
- 離れて暮らす家族への連絡が気軽になる
- 「今さら人に聞けない」ことを、何度でも聞ける
しかも、スマホがあれば、無料で、今日から始められます。
次にやること
次の記事で、スマホに入れるところから、最初の10分で何を試すかまでを、順番に説明しています。
→ スマホでAIを始める手順|無料で、最初の10分にやること
その前に、安全のための約束ごとだけ先に目を通しておきたい方はこちらです。