やさしいAI用語辞典|ニュースに出てくる10の言葉を、ひとことずつ

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目次
AIのニュースが分かりにくいのは、内容が難しいからというより、言葉が分からないからであることが多いです。ここでは、よく出てくる10の言葉を、ひとことずつ説明します。覚える必要はありません。「見たことがある」になれば十分です。
1. 生成AI(せいせいエーアイ)
文章・画像・音声などを新しく作り出すAIのこと。「AIが書いた文章」「AIが描いた絵」というときのAIは、ほとんどがこれです。ChatGPTやGeminiもこの仲間です。
2. チャットボット
会話の形で使えるAIのこと。入力欄に話しかけると、文章で返事が返ってきます。ChatGPT、Gemini、Claude、Copilot はどれもチャットボットの形をしています。
3. プロンプト
AIに向かって入力する言葉・お願いの文章のこと。「今夜の献立を2つ提案して」がプロンプトです。むずかしく聞こえますが、ただの「話しかけ方」です。
4. ハルシネーション
AIが事実でないことを、もっともらしく答えてしまうこと。もともと「幻覚」という意味です。AIの最大の弱点で、人の名前・日付・金額・制度の話は、必ず別の方法でも確かめるのはこのためです。
5. 学習(データで学習する)
AIが大量の文章などを読み込んで、言葉のつながり方を覚えること。「このAIは2025年までのデータで学習」といえば、それより後のことは知らない可能性がある、という意味です。
6. 大規模言語モデル(LLM)
生成AIの中身にあたる本体のこと。ニュースで「新しいモデルが発表」とあれば、「AIの頭脳が新しくなった」くらいの理解で十分です。
7. 音声入力
文字を打つ代わりに、声で話しかけて文字にする機能。スマホの入力欄のマイクのマークです。シニアの方には、まずこれをおすすめしています。
8. 無料プラン・有料プラン
ほとんどのAIアプリには、無料で使える範囲と、月額料金を払うと使える範囲があります。最初は無料プランで十分です。アプリを入れた直後に「週○○円」と課金を迫るものは、偽アプリの可能性があるので注意してください。
9. 個人情報
名前・住所・電話番号・口座番号・マイナンバーなど、その人を特定できる情報。AIに話しかけた内容はサービス会社に送られる前提なので、これらは入力しない、が基本です(詳しくは「安全ルール5つ」)。
10. 偽アプリ(にせアプリ)
有名なAIアプリに見た目を似せた、別物のアプリ。アプリストアで入れるときは、開発元の名前(ChatGPTならOpenAI、GeminiならGoogle)を確認します(手順は「スマホでAIを始める手順」)。
おわりに
この10語を知っていれば、AIのニュースの8割は読めます。分からない言葉が出てきたら、AI自身に「○○ってなに? 中学生にもわかるように」と聞いてみてください。それが、いちばん実践的な勉強法です。