AIに手紙やお礼状の下書きを頼む方法|年賀状の季節の前に

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目次
結論から言うと、「誰に」「何のお礼・お見舞いか」「どんな調子で」の3つを話しかけるだけで、AIは手紙やお礼状の下書きをつくってくれます。あとは出てきた文章に、自分の言葉を一言足すだけ。これで、白い便箋を前に固まってしまう時間がぐっと減ります。年賀状の季節が近づくこの時期に、ぜひ覚えておいてほしい使い方です。
手順は4つです。
- AIを開いて、文字か声で話しかける
- 「誰に」「何について」「どんな調子で」を伝える
- 出てきた下書きを読み返す
- 自分の言葉を一言足して、清書する
何から話しかければいい?
「誰に」「何について」「どんな調子で」の3つを伝えれば十分です。 ChatGPTやGemini、スマホのAIアシスタントなど、ふだん使っているAIで大丈夫です。手紙の下書きは、献立の相談と同じくらい気軽に頼める使い道です。
- 誰に書く手紙か(友人、親戚、お世話になった方など)
- 何についての手紙か(お礼、お見舞い、季節のあいさつなど)
- 丁寧さの調子(かしこまって、少しくだけて、など)
文字で打っても、マイクのマークを押して声で話しかけても構いません。「いただきものへのお礼状を書きたい」と話しかけるところから始めれば十分です。
お礼状は、AIにどう頼めばいい?(例文つき)
「誰に・何のお礼か・どんな調子で」を一文にまとめて話しかけます。 いただきものへのお礼は、タイミングを逃すと余計に書きづらくなるものです。届いたその日のうちに、AIに下書きを頼んでしまいましょう。
先日、昔からの友人から、りんごを箱で送ってもらいました。お礼状の下書きを書いて。季節の挨拶も少し入れて、堅苦しすぎない調子で。
息子の結婚式に出席してくれた叔母に、お礼状を書きたいです。短めで、心のこもった文章にして。
出てきた文章は読みやすく整っていますが、結婚のお祝いやお見舞いの手紙には、昔から避ける言葉(忌み言葉)や書き方の決まりがあります。頼むときに「忌み言葉は避けて」と一言添え、清書の前に一度読み返してください。
お見舞いの手紙は、どう頼めばいい?(例文つき)
「病状には深く触れず、落ち着いた調子で」と添えて頼むのがコツです。 お見舞いの手紙は、言葉選びが難しいもののひとつです。励ましすぎても、気を使わせすぎてもよくない——そのさじ加減を、AIに相談してみます。
入院している昔の職場仲間にお見舞いの手紙を書きたいです。病状には深く触れず、明るすぎず、落ち着いた文章にして。
けがで入院した友人へのお見舞いの手紙を、ユーモアも少し交えて、重くならないように書いて。
病名や入院先の病院名など、具体的な情報はAIに伝える必要はありません。「友人が入院している」「けがで入院」くらいの伝え方で、十分な下書きができます。お見舞いでは「くれぐれも」「重ね重ね」のような重ね言葉や、「長引く」「再び」は避けるのが一般的なので、「忌み言葉や重ね言葉は避けて」と添えると安心です。
季節のあいさつ・寒中見舞いはどう頼む?(例文つき)
季節と相手、添えたい近況を伝えるだけです。 毎年同じような文章になりがちな季節のあいさつも、AIに頼むと少し違った言い回しが出てきます。
喪中の知人に、年賀状の代わりに寒中見舞いのはがきを出したいです。お悔やみと近況を少し添えて、3〜4行で。
年賀状の一言は、どう頼めばいい?(例文つき)
相手との関係と調子を伝え、3パターンほど出してもらって選ぶのがおすすめです。 年賀状の宛名面ではなく、一言添え書きに悩む方は多いと思います。相手ごとに違う一言を考えるのは、まとまった数を書くときほど大変です。
お世話になった取引先の方への年賀状の一言を、3パターン考えて。堅めの文章で、昨年のお礼と今年のご挨拶を入れて。
昔の同僚への年賀状の一言を、親しみを込めて、くだけた調子で3パターン考えて。
パターンをいくつか出してもらい、相手の顔を思い浮かべながら選ぶ、という使い方がしっくりきます。なお、喪中の方には年賀状を出さず、松の内が明けてから寒中見舞いを送るのが一般的です。
そのまま送ってもいいの?
そのまま送るのはおすすめしません。自分の言葉を一言足してから送りましょう。 AIの文章は読みやすく整っていますが、そのまま送ると、誰に出しても同じような、よそよそしい手紙になりがちです。
出てきた下書きに、必ず自分の言葉を一言足してから送ってください。たとえば、
- 「りんご、さっそく今朝いただきました。甘くてみずみずしくて」という、実際に味わった感想
- 「退院されたら、また一緒にお茶でも」という、自分なりの結びの一言
- 相手との間にある、ちょっとした思い出のひとこと
この一言があるかないかで、受け取った方の印象はまったく変わります。AIは「型」をつくる担当、心を込めるのはあなた、という役割分担だと考えてください。宛名の漢字や敬称、日付は、AIの答えだけで決めず、自分で確かめてください。
住所や病名は、AIに伝えても大丈夫?
伝える必要はありません。 手紙の下書きを頼むときは、相手の住所、電話番号、病名、入院先の病院名などは、AIに伝える必要がありません。「友人」「叔母」「取引先の方」といった呼び方だけで、十分に下書きはできます。
AIに話しかけた内容は、サービスを提供する会社のコンピューターに送られます。詳しい理由と、ほかに入力しないほうがよいものについては「AIに個人情報を入れて大丈夫?|安全ルール5つ」にまとめていますので、あわせて読んでみてください。
まとめ
- 「誰に」「何について」「どんな調子で」の3つを伝えれば、手紙の下書きができる
- お礼状・お見舞い・季節のあいさつ・年賀状の一言、どれも同じ頼み方でできる
- 出てきた文章は「たたき台」。自分の言葉を一言足してから送る
- 住所・電話番号・病名などの個人情報は入れない
年賀状の時期は、何十枚分もの一言添え書きを考えるのが大変です。今年は、下書きの部分をAIに任せて、心を込める部分に時間を使ってみてはいかがでしょうか。